表装裂ジュエリー*試作いろいろ
08 08, 2018Posted in表装裂ジュエリー
最近はほぼ1日おきに鳥居さんの会社にお邪魔して、
新作の表装裂ジュエリーの試作品の打ち合わせや
現状の作品の改善点を相談しています。
いつもは制作や試作段階の考察も全て一人でしているので、
試行錯誤の末に煮詰まってしまうこともしばしば・・・
その点、表装裂ジュエリーに関しては、
鳥居さんが使う側のお客様目線で率直なご意見を聞かせてくれます。
ともすれば、制作者側のひとりよがりになりがちな部分を
軌道修正できるので、これが本当にありがたい!
そのおかげもあって、表装裂ジュエリーは
かなりのハイペースでどんどん改良が進んでいます♪
見た目はそれほど変化が無いように見えますが、
目に見えない細かな部分にも、使う側の立場に立った改良と、
表装裂という本来アクセサリー素材として
想定されていない素材を使う上での下処理も
当初の問題点をかなりクリアできたと思います。
先日も鳥居さんの会社にお邪魔して、
試作の完成品とネットショップにUPしている作品をお持ちしました。
鳥居さんの元には、色々な表装裂ジュエリーの実物を見てみたいという
リクエストがたくさん来ているらしく、
8月は沢山の方が鳥居さんの会社を訪問されるという事なので、
ネットショップの作品も全てお預けしてきました。
*もし、ネットでのご注文が入っても、
すぐ鳥居さんに連絡して売約済みにしてもらうので、
ネットでのご注文も通常通り受付中です♪
ちょうど、妹さんも帰省中という事でご紹介して頂きました。

お噂はかねがねお聞きしていましたが、
とっても華やかなべっぴんさんで、私の方がドキドキ❤
表装裂ジュエリーもとっても気に入って頂きました♪

なかでも、こちらのイヤリングとツインブローチの組合せが
とっても新鮮!とお気に入り❤
その他も沢山お写真を撮らせて頂きましたので、
SNSでの試着写真のストックは万全!
そして、兼ねてから試作を重ねていた新しいデザインのネックレス。
丸いモチーフを繋げていくというのが表装裂ジュエリーの基本デザインなのですが、
何とか違うデザインで、且つ、表装裂の存在感を活かせるデザインを模索した結果、
表装裂で覆うネックレスを制作しました。

金具は使わず、リボンで結ぶタイプ。
金属アレルギーの方も楽しめて、
リボンで調整しながら、チョーカーからミドルネックレスまでアレンジできる。

着け心地は軽く、肌触りも優しくてイイ感じ♪
ただ、一つ気になる問題が・・・
リボンとの接続面が美しくない。。。^^;
この部分を隠すのに、金属は使いたくないし、
接続面をうまく隠しつつ、飾りとしてもアクセントになるようなものを。。。
ちょっと二手間かかりますが、ビーズで接続面を覆ってみると・・・

おぉ~~~っ!イイ感じ?!❤

適度にキラキラ☆もプラスされて、
裂地の色やデザインに合わせたモチーフで覆えば、
見た目も美しく、且つ、ネックレスの強度も上がって一石二鳥♪

こちらは試作品なので、私が普段使いますが^^;
こちらのタイプのネックレスに向く表装裂の種類も大体分かったし、
裂地で包む際のコツもつかみました♪
鳥居さんも「これは、可愛い~~~!」と大絶賛頂きました!
これから本格的な制作に入りたいと思います!
あともう1点。
こちらも金具を使わないデザインで、
表装裂の文様をより効果的に魅せて、
更に着け心地もUPしたネックレスを考えていて、
ネック部分も全て表装裂の丸いモチーフで繋げたネックレスを作ってみました。

最終的に、表装裂のくるみボタンで留めるタイプにする予定。
こちらの文様は柄が大き過ぎて
今までのネックレスやブローチ・イヤリングでは
大胆な文様の美しさを活かせず、全く使用していなかったもの。
このネックレスのデザインなら、
表装裂を纏う感覚で身につけて頂けそうです❤
早速試着してもらいました♪

バランスもばっちり!です
丸いモチーフが繋がったネック部分が、首回りに自然に沿うので、
この存在感にして、軽くてまるで着けている事を忘れそうなくらい。
これは、裂地のデザインを替えれば、
どんどんバリエーションが広がる~~~
まだあと2~3種類、オール裂地ネックレスのデザインを考えているので、
勢いがついたところで、どんどん新しいデザインにも挑戦していきたいと思います!
Eriko Sato

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