12月の東京個展 La Collezione2018のテーマは
【昭和のヴィンテージ・ビーズバッグとお揃いアクセサリー】6月の
【里帰りビーズのコスチュームジュエリー展】に続き
昭和のヴィンテージビーズシリーズ第2弾です。昭和のヴィンテージビーズバッグを
個展のテーマにしたいと思い始めたきっかけは去年の11月。
良く通っていた北野天満宮で月イチに開催される骨董市・天神市で
日本製のビーズバッグに出会った事でした。

小さいころ、私の母もビーズバッグを
お出かけの時に持っていたのは良く覚えていましたが、
天神市で見たビーズバッグは
私の記憶の中にある母のビーズバッグとは全く違っていました。
和柄ではあるけれど、カラフルで可愛らしくて、
「こんなビーズバッグもあるんだ~!」と思わず衝動買いしてしまいました。
この時はまだLa Collezione2017の準備中。
翌年2018年は日本のヴィンテージビーズをテーマにした個展をしたいと
構想はしていましたが、このビーズバッグを見た時に、
日本のヴィンテージビーズバッグもコレクションして、
いつかこれをテーマに個展ができたらいいな・・・と思い始めていました。日本のヴィンテージビーズは全て、海外から取り寄せる為、
個展ができるだけの数を集めるのに何年もかかりましたが、
ビーズバッグに関しては、ほぼ1年で個展ができるほどの数が集まりました。
ここ数年、昭和レトロブームもあって、
日本の古いビーズバッグが再び注目を集めるようになっていました。
ネットの世界では、このツイートがきっかけになったのだと思います。
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昭和に流行ったビーズバッグ。
持っている人は捨てちゃダメだよ。いらないと思ったら誰かに譲って。
ほつれてダメになってたら、手芸する人に材料としてあげて。
光り輝く日本のビーズはスワロスキーですら再現できない。
なのに、作る人がもういない。
凝った口金もご同様。最早消えるのみだから。
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この内容にはいくつか間違っている点もあるのですが、
若い人達にも日本のビーズバッグの良さを知らしめるきっかけになった点では
大きなきっかけになったツイートだったと思います。
「日本のビーズバッグ、こんなに素敵なんだ~」と感動した事を表現するために
私にしかできない方法は何だろう・・・と考えた時に、真っ先に思い付いたのは
「ビーズバッグとお揃いのアクセサリーを作ろう!」でした。日本のビーズバッグは、元々は着物に合わせるために作られたバッグだったので、
和柄だったり、着物や帯の柄ゆきに似たデザインが施されていたり、
草履とお揃いのバッグがセットになっていたものも。。。
でも、私には今の洋服と一緒に持っても最高に素敵なコーディネートになると思いました。
また、お洋服に合わせるにしても多くの人が
ビーズバッグを結婚式やパーティー用と考えている点も
非常にもったいないと思いました。
こんなに素敵なバッグ、一生に何回あるか分からない
結婚式やパーティーだけのものにしたら
また結局タンスの肥やしになるだけ・・・
そこで、バッグ自体の状態が良いのはもちろんの事、
お揃いアクセサリーが作りやすいデザインである事、
パーティー用のキンキラデザインではなくて、
普段のちょっとしたお出かけにも持てるようなデザインである事を念頭に
私なりにセレクトした結果、我ながら素晴らしいビーズバッグが集まりました。
ビーズバッグだけでも素敵なんですが、お揃いアクセサリーと一緒に持てば
それこそ世界に1つの、まだ誰もしたことがない組合せ♪まだ作り始めたばかりの段階で、
既に私自身がワクワクして仕方がない出来栄えになりました。
ビーズバッグとお揃いアクセサリーのプレUPはSNSで既に始めていますが、
今回、色んなタイプのビーズバッグを集めましたので、
これから折に触れて日本のビーズバッグの特徴なども
連載形式でご紹介していきたいと思います。
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Eriko Sato